ID 4524
place 福島県福島市飯坂町
air dose (5cm above) 1.558 μSv/h
air dose (50cm above) 0.365 μSv/h
air dose (1m above) 0.155 μSv/h
size(height x width x depth) 100 x 100 x 0.5 cm
Cs-134 (MDA) 6980±138(210.00) Bq/kg
Cs-137 (MDA) 117000±540 (289.00) Bq/kg
measured date (sampling date) 2020-03-03 (2020-03-01)
weight 67.20 g
measured time 600 sec.
labs name 認定NPO法人 ふくしま30年プロジェクト
detector name HpGe
category of place 宅地
type of soil その他
type of contamination 雨樋下
remarks ふくしま30年プロジェクト事務所の雨どい下になる。元々は側溝に排水する構造にはなっておらず、敷地内の地面に流すようになっていた。
コンクリート表面上に雨どいを伝って流れてきた放射性物質が濃縮されて付着している。高圧洗浄機で洗浄するか、さもなければコンクリート部分を剝がして撤去しないと線量は低下しないと思われる。福島市は全戸除染なのだが、この雨どい下を除染担当業者が作業を行わなかったのは、単なる土壌除去だけではすまないからだろうか?場所的にコンクリートブロックに隠れているので、見逃してしまった可能性も考えられるが…。
除染そのものについては、ふくしま30年プロジェクトが事務所として購入・移転してくる以前に行われたものなので、業者の対応がどうだったのかは不明。
また、ベクレル測定の為にはコンクリート表面から破片や砂状の物質を採取した。
remarks about measuring 高さ5cmの空間線量率として登録した数値は、ホットスポットファインダーのセンサーを高さ10cmにセッティングした上での空間線量率なので、高さ5cmとして見たならば過小な数値となっている。

環境濃縮が起こった雨樋下の全景。 以前は敷地内に、そのまま水を流していたが、現在は曲がりを増設して排水溝へ誘導するようにしている。


雨どいを伝って来た水は逃げ場がなく、どんどん濃縮される環境となっていた。



表面汚染計TGS-146での測定


ホットスポットファインダーの測定画面